![]() |
![]() |
---|
時代劇だけではわからない真実の江戸入門!
【江戸幕府の出世のメカニズム】【武士の“結婚できない症候群”】【「恐怖の大奥」のいたずら】など
武士が出世するための厳しい掟から大奥女中の給料や美人になるための化粧法まで、気になる江戸生活の実態を明かします。
江戸時代、裕福な町人とは対照的に、武士たちは現代のサラリーマン以上のローンを抱えていた。
当時の金融業者の取り立ては苛烈で、自藩の借金のため自害に追いこまれた武士や家計のために夜鷹になる妻が出ている。
お金にまつわる衝撃の事件から、意外と高額所得者だった大奥勤めの女性たちのお財布事情まで、江戸学研究の第一人者が、当時の史料をもとにわかりやすく解説。
江戸時代がもっと身近でおもしろくなる入門の一冊。
鬼平も人事に泣いた――。
「鬼平」こと長谷川平蔵が、町奉行になれなかった本当の理由は何だったのか。
当時の噂話をあつめた史料をもとに、出世を願う旗本たちの本音と建て前を赤裸々につづる。
江戸時代の旗本は、今でいえば中間管理職。
エリートコースに乗った旗本たちは、町奉行か勘定奉行を目指して激しい出世競争を繰り広げていた。
「鬼平」こと長谷川平蔵も出世を願う旗本のひとり。民衆から愛され、部下の評判もよかった平蔵だが、なぜか上司のうけがよくない。
【敵が多かった平蔵】【大変人だった十一代将軍家斉】【江戸の女性の心を動かした松平定信】などなど
当時、松平定信が作らせた隠密情報集『よしの冊子』を読み解き、人事に一喜一憂する武士たちの姿を追いながら、江戸時代の昇進競争の裏側を描く。
現代では忘れられた処世の術が、江戸時代にはあった!
信心、願掛け、旅、おしゃれ、遊びなど、通底する「粋」の心根に触れながら、江戸人風の「おとな」になるための心得を説く。
上方では「すい」、江戸では「いき」とよび、江戸人が理想とした大人ぶりの「粋」。
金さばきがよく、「ほど」を心得、こざっぱりと身ぎれいにし、始末の美学をもち、見栄を張ってでも通人であろうとした江戸っ子。
【川柳と江戸っ子】【副収入で上手に遊ぶ】【「しつけ」の欠如】など
信心、旅、おしゃれ、遊びなどに通底する「粋」の心根に触れながら、現代では忘れられた、処世の法としての「粋」を学ぶ。
宵越しの金はもたず、いなせで気っ風がいい、野暮は言いっこなしの大人になるための1冊。